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危機管理委員会

新型コロナウイルス感染症に対する日本鍼灸師会の考え方

緊急事態宣言を受けて

令和2年4月10日

国民の皆様へ

公益社団法人日本鍼灸師会
会長 小川卓良
危機管理委員長 矢津田善仁

令和元年12 月に中国湖北省周辺で発生した新型コロナウイルス感染症は、3月中旬以降から大都市を中心に感染が拡大する傾向にあり、4月7日夕刻には、政府より7都道府県に対し、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、新型コロナウイルス感染症に関する「緊急事態宣言」が発令されました。緊急事態宣言下では不要不急の外出自粛や様々な業種の業務制限・停止を要請されていますが、鍼灸院は他の医療機関と同様に業務停止要請の対象外となっています。

国民の皆様からの治療の要望がある限り、(公社)日本鍼灸師会会員の鍼灸治療院では、その要望に応えるべく最大限の努力をする決意です。そのために、本会では新型コロナウイルス感染防止ガイドラインを作成し、会員に院内感染防止策を徹底して周知し、平時以上の衛生管理を行い、感染予防と拡大防止に努めてまいります。

このような状況下では、身体活動や社会活動の制限により、生活不活発病やうつなどの様々な健康不安が増加してくることが危惧されます。鍼灸治療は血液の循環を改善し、自律神経のバランスを整え、それらの症状を改善する効果があります。また、免疫力を高め、感染症を予防する効果も期待できます。

国民の皆様におかれましては、このような時にこそ、適度な運動、バランスの良い食事と質の良い睡眠、そして鍼灸治療を活用して心身の健康を維持し、健康不安を払拭していただけるよう、お願い申し上げます。

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