テーマは「求められる鍼灸・求める鍼灸　―鍼灸と緩和ケアのコラボレーションを茨城から発信！！―」

第20回 日本鍼灸師会 全国大会を「研究学園都市・つくば」にて開催いたします。
本大会では、鍼灸が果たすべき役割を多角的に見つめ直し、緩和ケアとの連携を通して、その可能性と未来を深めてまいります。

初日の【基調講演・業団講座】では、水戸済生会総合病院・高久秀哉先生による「緩和ケアと医鍼連携」をテーマにした講演をはじめ、現場の視点から語られるがん患者に対する鍼灸治療の実際、そして総合討論などを予定。医療連携と専門性について深く掘り下げます。

さらに【学術講座】では、「不妊治療」「YNSA」「北辰会」など多彩な技術・分野に焦点を充てた講義が続き、臨床に直結する知見と実技を学べる構成となっております。
また、注目の対談「鍼灸師はこのままでよいのか」では、伊藤和憲先生と鳥海春樹先生による未来に向けた熱い議論も展開される予定です。

【市民公開講座】では、NHKコンテンツ制作局 チーフ・ディレクター山本高穂氏をお迎えし、「東洋医学ホントのチカラ　鍼灸の現在地と可能性」と題した特別講演も実施。
加えて、保険制度や地域ケアをテーマとした【委員会講座】も同時開催。
あはき療養費、初めての人、学生のための基礎編・毎月の療養費請求、改めてルールの確認実務編の学びから、多職種・地域連携 ―現場からの声を聴こう！―、など現場に即した内容をお届けします。

全国からの鍼灸師・関係者が一堂に会するこの機会に、茨城の地から新たな鍼灸の価値を発信して参りましょう。

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